一般職OLの徒然日記

某大手一般職OL。事務のお仕事のことや、一般職なら誰もが憧れる、結婚について書いています。

【一般職】仕事を続けやすい、は本当か

一般職の仕事は総合職に比べて業務負荷が少なく早く帰れるため、ワークライフバランスが取りやすいです。結婚後も家庭と両立しやすく、子育てをしながら働くこともできます。そのため「ライフスタイルに変化があっても働き続けることができる」というメリットが前面に押し出されています。

しかし、私は一般職がとりたてて仕事を続けやすいとは思いません。
もし一般職が仕事を続けたらどうなるか、という視点で理由を書いていきます。

 

続けることはできても

一般職でも同じ会社に勤め続けることができます。しかし、長年勤めるにつれて働き方は二極化していきます。

一つ目は、より責任のある仕事を任されるパターン。仕事の内容が管理職寄りになります。課のマネジメントや後輩の指導といった、事務作業とは違った仕事が増えるということ。事務だけではできない経験をすることができるため、自身のキャリア形成にプラスになります。しかし、一般職は昇給幅が狭いため、任される仕事に対して給料が上がっていかないことに対する不満感は高まります。似たようなマネジメントの仕事でも、総合職はもっと給料上がりますからね。

二つ目は、ずっと同じ部署で同じ仕事をし続けるパターン。事務は経験がものをいう部分もあるので、経験豊富な一般職は部署を動かさず、ベテランさんとして能力を発揮してもらうのです。慣れた仕事をずっと続けられる反面、仕事内容は変わらず単調になってしまいます。年功序列的に給料は上がるため、同じ作業量でも若手より給料は高い「会社のお荷物」的存在になりがちです。なのでまれなパターンといえます。

 

社内制度で総合職へ

総合職になることを勧められるケースもあります。
一般職/総合職という分類で採用をしている会社は、やる気のある人を対象に総合職へ転換する制度を設けているところが多いです。この制度を活用することで、一般職で入社しても、途中から総合職として働くことが可能になります。
会社としては高い給料で若手社員と同じ事務をやられるよりは、総合職として会社の業績によりダイレクトに効く仕事をしてほしい、と思いますよね。
露骨な会社だと、暗に総合職になるか退職するかの択を迫られる場合もあります。

 

人事制度で人生豹変

いくら事務が好き!一般職でずっと働きたい!と希望していても、人事制度が変更され一般職でいられなくなるケースがあります。
実際に、損保業界では大規模な人事制度の改変が行われました。一般職の採用をやめて、全員を総合職として採用することを決めたのです。これにより、今まで一般職だった社員は今までの事務はやらずに、総合職の仕事をすることになりました。(一般職が行っていた事務仕事は今もありますが、正社員ではなくパート社員が担うようになりました)

こうなってしまうと、いくら一般職として働くことを希望していても、会社はそれを許してくれません。同じ会社で総合職としてがんばるか、ほかの事務仕事に転職することになります。

さらに驚くことに、給与といった待遇は一般職時代と変わらないのです。会社にとっては安くたくさん働くコスパの良い戦力ですが、働く側からすればこれは不満が大きすぎます。

 
事務の仕事はなくなっていく

一般職の社員は基本的に事務を担当しています。しかし、近年のAIの台頭で、事務は人の手から離れはじめています。今は事務の戦力として働けても、10年後に同じ仕事があるとは限りません。実際に、一般職女性の主要な就職先である銀行の窓口は、AI化によってなくなると言われていますね。
それでクビになることはないでしょうが、もし今の事務仕事がなくなれば、新しい仕事を覚えなくてはなりません。人間のやる仕事はより高度な頭脳労働になっていきますから、今までの仕事より負荷が高くなるでしょう。

一般職の仕事はより高度になる

そんなわけで、一般職だからといってずっと同じような事務仕事がずっと続くわけではないんです。長く働くほど、求められる成果は大きくなっていきます。急に仕事がガラッと変わる可能性だってあります。
一般職に求められるスキル確実に上がっています。こうなると、一般職はもはや「事務の続けやすい仕事」とはいえないでしょう。